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豊橋の"ヒロイン"を追え! 豊橋鉄道撮影記 ~中京旅行記②~
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前回の続きです。

昨日の夜に豊橋鉄道で3203号が走ることをキャッチしたので朝、豊橋へと向かう。
今回は「乗り鉄☆たびきっぷ」を使用しているので豊橋に行くのにも追加料金がかからずに済む。最高。

まずは泊まっていたところの最寄りの米野駅へ。
名古屋線は結構まだまだ古い車が活躍しており、丸屋根車も急行の先頭にたっている。

次にやってきた普通津新町行も丸屋根車。よく見ると裾絞りがついており、調べてみると京都線からの転用車らしい。

米野は名古屋の一つ隣なの駅なのだが、構内踏切があり随分長閑な雰囲気。そして近鉄の構内踏切の音はとても特徴的で「パーパーパーパーパー」とけたたましい音をたてる。

その後アーバンライナーが回送で副本線に入線。停車する普通列車の本数こそ1時間に3本だが、特急や急行も含めると本数が多くひっきりなしにやってくる。
そのまま米野から一駅で名古屋、乗り換えて新快速で一路豊橋を目指す。

ペデストリアンデッキに出てみると、早速やってきました3203号!
やっとすっぴんの状態のこの車両を見ることができた。シンプルな塗装でとてもかっこいい。

折り返しも撮影。今度はしっかり晴れてくれた。豊橋駅名物(?)のUSAロケットと絡めて。

結構信号で止まるので、重い体を必死に動かしてなんとか追っかけ。でも追っかけはじめが遅かったからか追いつく直前に行ってしまった…
というわけで次の電車に乗車。なんと豊橋鉄道の市内線も先ほどの「乗り鉄☆たびきっぷ」で乗り放題。買っといてよかった~

東田で下車。豊鉄の主力である780形は3200形と同じ、名鉄岐阜の600V区間生まれの車。
GTO-VVVFの音がとても心地よい。

対向でやってきたのは元都電7000形の改造車の3500形。かつて都電の近くに住んでいた身としてはやっぱり懐かしい。

後追いでも。地味に現存している都電の7700形と違い、前面幕の部分が2つに分かれている。
ヤマサちくわのラッピングがされており、今回のタイトルの参照にもした(?)「負けヒロインが多すぎる」という豊橋が聖地になったアニメの中でも登場している。

そしてその1本後に3203号。
東田はいわゆる「安全地帯」としての停留場で、ホームがなく歩道から乗り込む式なのが特徴。

関東圏に住んでいるとなじみがないが、免許取得の時に
「安全地帯に路面電車が停車している時には車は路面電車の後ろに止まっていないといけない」というルールがある。まあこれで横を通ってきたら轢かれちゃうからね…

車内。今回の運転はこれまで豊鉄で「おでんしゃ」「ビール列車」のデザインをやってきた「伊那彦定さん」の軌跡をたどるためのものであり、中づりの広告がすべてこれまでの歴史を紐解くものになっていた。
市役所前で下車。信号に停車中で追い抜き撮影する!

ロマネスク様式の美しい建築の豊橋市公会堂は1936年築、来年で築80年になる。とても美しい。
この後はさらに大きい交差点でも赤信号で停車するので歩道橋で反対側へ。

地味に国道1号上に線路が存在している。ちなみに国道1号を走る路面電車自体はここ以外ないらしい(昔は小田原とかあったみたいではあるが)

振り返って撮ったら、また走る!

ヤマサの看板と絡めて。ちなみにこれ走りながらファインダーを見ずに押していたりする。
トラムの撮影はいつもアクロバティック。

そのまま公園の中から撮影。
まだ交差点の信号で停車中だったが体力があまりにもないのでここで追っかけ終了。折り返しの便を撮影しにふたたび東田へ戻る。

歩道橋へ上がると、一駅手前の東田坂上停留所が見える。

東田を発車するところまで見送って、今度は歩いて2つとなりの前畑へ。

豊鉄はラッピングが多い。というか、営業用車両は3203号を除いて全部の車両がなにかしらの広告を纏っている。
あんまり広告車が好きではないのだが、全部広告車ってなると割り切れるのでそれはそれでよいのかも?

前に豊橋に来たときには見なかった超低床車、ほっとらむ。

そして東田坂上に3203号がやってきて発車。
この区間は線路部分が石畳になっておりちょっとオシャレ。

面縦で手堅く。
前面の幕が「駅前」ってなってるのがとても良い。これは省略しているのではなく、正式に「駅前」という名前の停留所である。豊橋駅前って書かなくてもわかるだろ!っていうところが潔いし、地域交通として根付いている感じがして素晴らしい。

ちょうどお昼時だったので、ご飯タイム。
豊橋といえば、「豊橋カレーうどん」なるものがある。ただのカレーうどんではないということで気になり、行ってみることに。
というわけで訪れたのは「玉川うどん 広小路本店」というところ。セットで贅沢にも豊橋牛の牛すきセットを頼んでしまったぜ。

まず「豊橋カレーうどん」は普通のカレーうどんと同様にうどんをいただく。
そしてしばらくするとうどんが無くなり、カレーだけが残る。そうしたら箸を底まで突き刺してかき混ぜろという指示。しっかりかき混ぜると中から出てきたのは…とろろご飯!
このカレーうどんの奥底に実はとろろご飯が仕込まれており、うどんを食べた後にかき混ぜることで二度カレーを楽しめるというユニークなご飯だ。とってもうまい。ごちそうさまでした。

ちょうど食べ終えたあたりで3203号が戻ってきたので撮影。この日は祭事があるらしく提灯が出ていた。
4回目の豊橋鉄道の撮影でやっとヒロインともいえる3203号と巡り合うことができた。今冬も3203号は「おでんしゃ」として車内でおでんやビールを楽しめるイベント電車として走るようなので、行って記事にしてみたいところである。

豊橋駅に戻り、新快速でふたたび名古屋方面へ移動。
ここからどうするか…と考えた結果、あおなみ線に乗車し終点金城ふ頭へ。「リニア・鉄道館」へ行ってみることに。

というわけでここから電車博士二チャニチャゾーンです しばしおつきあいください

ふぉお…!鉄道顔面成立…!!!
自分が鉄を始めるころには引退していたEF58形である。とってもシブい、かっこいい。

そしてその前にとまっていたのはもっとシブい箱型の電気機関車。元をたどればこの機関車は大正時代にイギリスから輸入されたもので、そこから幾多もの改造を経て1992年から2005年まで飯田線内で臨時列車を牽引したという。飯田線の秘境の風光明媚な区間を牽引するこの機関車、絶対最高だろうな…

そしてこれが「オイラン車」。建築限界測定車のことをいう。
測定のために車体から生えている数多もの棒がまるで花魁のように見えることから、そのような呼び方が愛好者の間で広まったのだとか。現在ではこのような物理的な測定方法ではなく、レーザーなどを用いて測定している(マヤ50-5001とか)

その近くにいたのがキハ11形。このタイプの顔のキハといえば国鉄標準色としてクリームと朱色4号のツートンを想像するがこの色はさらにそれよりも前の登場時のカラーである。シブい…!
ちなみにかつていすみで走っていたキハ52⁻125は大糸線末期時代はこの色で、少し色が違うがひたちなか海浜鐡道にいたキハ222もこれに近い色である。というよりこの車両ももともとはひたちなかの前身である茨城交通にいた車両なのだそう。

そしてその隣にいたのがキハ82形。言わずもがな国鉄気動車特急を代表する車両である。もうとにかく優美。この車両がかつては日本全国津々浦々を走っていたわけである。今やキハ82を置き換えたキハ85ですらさらにその後輩であるHC85に置き換えられ、時代が進むのは早いなとしみじみ感じた。

そして381系。中央西線電化時にスピードアップを目的として導入された0番台で、先日まで活躍していた「やくも」用車両と違い観音開き式の貫通扉を備えている。これも本当に端正で、かっこよい。

ここからは新幹線のゾーン。まずは新幹線のパイオニア・0系。

0系は車内に入れるので見学。普通車を通り抜けた先にあったのは食堂車。

かつては幹線の特急列車・急行列車には必ず食堂車がついており新幹線も例外ではなかった。今では車内でできたてのご飯を食べるという経験ができるのは観光列車だけ。それはそれで特別感があってよいのだが、こういう食堂車の体験もしてみたかった。

厨房。当時から火災対策としてガスのコンロなどは使用せず、電気コンロやレンジなどを使用して調理していた。(左上あたりの3つの穴がそれ)

続いて100系「グランドひかり」の食堂車。時代が進んでいるので内装の感じもちょっとモダンになっていたり。今でもこういうのがあったらなあとは思いつつも、輸送量がどんどん多くなっている今食堂車をつけるのは難しい気がする。

117系と165系。新快速の顔として使われていたこともあって行先より種別を主張する幕がいい感じ。
165系は急行型の完成形。1996年までは東海道線の地元エリアでも長編成で走っていたので海バックで撮ってみたかった!

かなりかわいらしい機関車が外にとまっていたが、これは太多線の前身である東濃鉄道(いまの美濃赤坂からの貨物線とは違う)で活躍していた機関車で、製造から107年もたっている。後ろにいるのはN700の試作車で、休憩スペースになっていたのですこし休んだり…

最後は2階の通路から在来線のスターと新幹線のスターをずらり!新幹線の方を見ると、時代が進むにつれてどんどん鼻が長くなっているのがわかる。N700Sとかはもっと鼻が長いし、会社が違うがE10系なんて1両のほとんどが鼻になる勢い。それにつれてどんどん最高速度も上がっている。

そして最後に、最高速に挑戦した車両たちを眺める。左は東海道新幹線内で443㎞/hというレコードを叩き出した300X、そして右は2002年に有人運転世界最高速度581km/hを記録した初代山梨リニア実験線用車両、MLX01形。
リニア新幹線の方は様々な紆余曲折があったが、工事が少しづつ前進している。開業した暁には東京~名古屋は1時間かからず結ばれるそうで、現在ののぞみの半分くらいで行けるように…。開業が待ち遠しい。

退館する前にシミュレーターがあったのでやってみることに。せっかくなのでいきなり上級編!
ところが…

ちゃんと速度標識を見ていなかったらしくATSを1発引っかけてしまい、運転士不合格ーーーーーーー。
鉄道において速度を守ることは絶対だから、こんな注意力散漫な奴は落ちて当然なのである(爆)

というわけで短い時間ではあったが隅々までリニア・鉄道館を楽しむことができた。今度はまだいけていない京都梅小路の鉄道博物館にも足を運んでみたいところである。

最後は金山で焼肉と飲みを果たし、名古屋の友人と別れていつものひかり668号で小田原へ。
あっという間に小田原まで戻って今回の乗り鉄たびきっぷに無効印を押してもらって旅行終了!

今回はかなり写真多め(路面電車撮るとどうしても多くなる)だったが最後までご覧いただきありがとうございました。

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