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旅行記
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雨のジャカルタを走る姿を目に焼き付けて ~年末アジア旅行・インドネシア編③~
当駅どまり
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前回の続きです。

ソロ・バラパンから「MANAHAN」号に乗ってだいたい8時間。ジャカルタ都市圏まで戻ってきた。

電車線側の205系を追い抜く。乗客も少しずつ目覚めといったところか。
最終停車駅のジャティネガラを出発して、およそ15分ほどで終点のガンビルに到着。

朝ごはんは駅の中にあったマナルへ。

朝マナルのメニューを注文すると出てきたのはこれ。日本でよく見るマフィンとかとは違い、チキン(手羽先?)とスクランブルエッグという組み合わせ。全世界にあるマナルだけれど各国特有のメニューがあって結構面白い。どっちかというとケンタッキーみがある。

シャワーを浴びて今日どうするか~と考えていたが、田んぼでの風景撮りがしたくなってチカラン環状線の末端部分の方へ行く。
来た列車がベカシ行だったので終点からGrabで行こうとしたが、これがどうやら間違った選択だったみたいで駅のロータリーから踏切を抜けるのに20分かかってしまう。さらに進んでいる途中の道では片側二車線の道路の半分以上を潰してマーケットをやっており、大渋滞。

おお、やべえ・・・とつぶやいていたら運転手が
「This is Indonesia」
って言い放つもんでツボってしまった。
そこからだいたい1時間くらいで目星の撮影地に到着。

雨上がりなのもあってかあぜ道はべちゃべちゃ。水はけが悪いのかほとんど水たまりになっていたので靴があっという間に泥まみでになってしまった。足を取られながら慎重に進むがその後ろを地元の人間はなんなく原付で超えていく。

一番最初にやってきたのはメトロク。こう見ると伊勢原あたりみたいにも見えてくる。
後ろから客レもやってきており友情出演。

続行でオール塗装車の客レ。色も綺麗に揃ってて編成美がなかなか良い。
ちょっと古めのEkonomi客車かな?

後ろを振り返ると客レ同士の離合が発生していて激アツ。
窓の向こうのシートがパックシェル状に見えるのでEksetifよりも上位の座席と思われる。
シートピッチも広くてよさそうだが、自分たちの使った「GAJAYANA TAMBAHAN號」と「MANAHAN號」にはついていなかった気がする。

そして貨物。カラフルな海コンを連ねていてとても良い。

モスクと205系。郊外にもいっぱいモスクが点在しているのが、イスラム教の国なんだな〜と感じる。日本は無宗教とはいえ、神社が至る所にあるし、台湾とかも忠烈祠が郊外含めある。そういうところは万国共通なんだろうなと思ったり。

CC203形牽引の客レ。CC206形と比べて流線型で片運転台なのもあってスピード感があって好き。

貨物をもう1本撮って〆。最寄りの駅に戻り、そこからジャカルタ中心部へ戻る。

このあたりは2017年に電化が完成してジャカルタのコミューターに組み込まれたエリアなので駅が全般的に新しい。

ふとドアを見て気になったのが右下、「ドリアン持ち込み禁止」の表示。ドリアンは東南アジアで有名なフルーツで、タイとかでもよく見かけるのだが独特な匂いがするからか持ち込みが禁じられている。205系がすれ違う風景に、こういう東南アジアってのが加わって面白い。

マンガライに戻ってきた。乗換え客が多く、ここまで混雑していたチカラン環状線の乗客のうち半数以上がここで降りて行った。

ボゴール線のホームから車庫を見下ろす。今日はメトロクが止まっていた。

ホームで電車を待っていると急に前触れもなくスコールがやってくる。雨脚が強すぎてカメラで撮ると雨粒まで鮮明にうつるくらい。

ガンビル駅の隣駅、ゴンダンディア駅で下車。インドネシア最後の昼飯なので屋台でいただくことに。

やっぱり最後は王道を往く、ナシゴレン。
初日の夜はスパイシーを食べたので今回はプレーンでいただく。
スパイシーじゃないナシゴレンは結構素朴な味で、美味しかった。

のんびりと屋台から街を見るの、とても好きだったりする。

鴨が三匹仲良く路上を闊歩。かわいい。
そして子猫も。やはりインドネシアでは猫が去勢されていないからか、子猫ともたくさん遭遇する。

再びボゴール線に乗ってパサールミングバル駅へ。このあたりの沿線に屋台が多くあったので、一つ手前の駅であるデュレンカリバタ駅まで歩いてみることにする。

インドネシアではICカードリーダーが左側についている改札が結構多く(というか日本のように対になっているわけではない)ので、初日はカードをタッチした改札の隣のバーに突撃して「ヴェッ」となることがあったがさすがに慣れてきた。

線路脇の道へと入っていく。

歩き出して数分で早速雨が降り出してしまった。ポツポツと振り出したかと思ったが次の瞬間には大粒の雨がたたきつけている状況に。

日本から持ってきた折り畳み傘を指して気合で進むが、インドネシアのスコールに勝てるわけもなく屋根の下に避難。

滝のように降る雨。さすがに視界も悪くなっていたのもあってか日中でもライトオンで走っていた。
それにしてもやっぱり豪雨の中走る姿もとてもかっこいい。

屋根の下でみんなで雨宿り。短時間で大量に降るのがスコールなので止むまでしばしの小休止。
日本でも最近このような降り方が増えてきて、ますます東南アジア化が進んでいると感じる(?)

雨の中の屋台。
少しマシになってきた(とはいえザーザー降り)ので、傘をさして再び進む。

結構線路と近接して屋台が立ち並んでいるのでスナップが捗る。

そこからちょっと歩けば、デュレンカリバタ駅前の交差点に到着。

橋の下の雰囲気と合わせて撮っていたら、やってきたのは「田窓」の6108F!
登場時の窓のスタイルを残した編成で、10年以上前に我孫子のから揚げ蕎麦を食いに行こうとしたときに新松戸から乗った記憶がある…
初期ロットの車ではあるがインドネシア輸入時点でVVVFになっているのもあってか現在も活躍中。

これにて一区間散歩は終了。
一区間歩いてみて、なかなか面白いスナップ探索だった。途中のスコールでずぶ濡れになったが…

ホームに入ってふとみると、ちょっと昔のKCIのマークが。インドネシア譲渡当時の205系はこのマークをつけていたが、会社再編に伴ってKAIのマークに変わり、色も変わった。

ジュアンダ駅で下車。荷物を預けていたホテルの最寄りだったのでそこで少し観光しつつ、荷物を受け取りに向かう。

駅前にあるのが「イスティクラル・モスク」。
東南アジア最大のモスクで、全世界でも8番目の礼拝者収容数を誇る超巨大モスクなのだそう。一応見学はできるらしいのだが時間が悪く礼拝中だったので外観を見るにとどめた。

ここまでならインドネシアがイスラム教の国だから中心部に大きなモスクがあるのは当然だろう、となるのだが話はここから。
このモスクから視線を反対方向にずらすとあるのが…

「ジャカルタ大聖堂」。
建物の形からもわかる人にはわかると思うが、キリスト教の教会である。インドネシアがまだオランダの植民地であったころの1829年に設立され、この大聖堂は1901年に建設された。

インドネシアはイスラム教を主体にしていながらも信教の自由を認め、さまざまな宗教を信仰している人々で成り立っている。キリスト教の教会とイスラム教のモスクがこうやって隣り合い、両者の間で交流もあるようでインドネシアの宗教的寛容性というものをより深く知れた気がする。
中を見れなかったのは心残りなので、再びインドネシアに行く機会があったら見てみたい。

駅に戻ったら見慣れない客車が通過。

最後にホテルに戻る途中に見つけたお店と絡めて撮影。これにてインドネシアての鉄活動全て終了!
荷物を受け取り、空港へ。最初はマンガライから電車で行こうかなとも考えたが荷物が相当量あったのでGrabで移動することに。

空港について最後の飯!インドネシア全般の料理が食べれるお店に突撃。
腹も減っていて体力も使い果たしたのでもりもり食べてしまった。もちろん昨日ソロで気に入ったカンビンもあったのでいただいた。

乾杯。
ジャワ島内ではあまり酒が売っているところがなく(まあしょうがない)、嫁は最後の最後に酒にありつけてよかったと言っていた。

そのまま空港ホテルで宿泊。朝の撮影で泥んこになった靴も磨いて明日の搭乗に備える。
ちょうど新年になるところだったのでNHKWORLDでゆく年くる年でも見ようかと思ったらなんとやっておらず横転。
インドネシア時間22時、日本で新年になったのを確認して就寝した。

新年あけましておめでとうございます。そして同時に帰国の時がやってきてしまった。
ジャカルタからはJALの直行便で日本へ!やっぱり海外で見る鶴丸の安心感はとてもすごい。

そして最後も贅沢にビジネスクラス!!!3便目にしてやっとフルフラットにできるタイプのビジネスクラスに乗れた。
窓3列分を贅沢に使用できるという優越さ。

機内食は、広州行きでは洋食を選んだので今度は和食で!素晴らしいクオリティ、とても美味しかった。

「ちゃんぽんですかい」もちゃっかりいただいてしまう。CAのサービスも至れり尽くせりで本当に神だった。天上人になったような気分だった…
「スカイタイム」をお代わりしすぎて何も言わなくてもスカイタイムが入るようになっていて面白かった。

ずっと海の上を飛んでいたが、高度を下げて九十九里のあたりから日本上空へ。
ジャカルタと違い日本は冬。澄んだ晴れ空を見て帰ってきたなあと感じる。

そして成田空港に着陸。7時間という長い行程ではあったがそれが忘れられるくらい一瞬だったように感じる。やはり横になって移動できるというのは素晴らしいんだなと感じた。
ここでリスボンからフランクフルトを経由して帰ってきた知り合いと会い、スカイライナーで日暮里へ。

ソロ・バラパンから2日間かけて地元の開成まで帰ってきた。

それにしても久しぶりの香港、初めての中国、インドネシアといろいろな体験をすることができとても充実した旅行だった。いろいろな写真が撮れ、美味しい料理にも出会うことができた。
そして今回見た中国、インドネシアはまだほんの一部。さらなる情景を求め、また旅に出たいと思う。
(ちなみにインドネシアへは今年7月末にまた渡航する予定です)

最後までご覧いただきありがとうございました。

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