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旅行記
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台湾の青い海を背に走る橙 ~大阪台湾弾丸旅行・莒光號編~
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前回の続きです。

関空を出発して2時間半くらい。台湾時間AM1:30に台湾の玄関口・桃園国際空港に到着。
ド深夜の到着なのでまあもちろん空港を脱出する公共交通機関はなく、空港ホテルなども割高なので到着ロビーでタミ寝を決行。飛行機の中で眠れなかった分、ここで爆睡。

朝起きたら6時くらい。今回の目的地に一番近い都市である新竹へ。
調べてみると空港から新竹までを結ぶバスがあるということでそれに乗車する。

新竹まで乗ったバスは2階建て仕様、2階の部分はこのように前面展望が効くようになっている。そして座席も良く思いっきりリクライニングできる。思いっきり窓に運行会社の文字が入っているが…

高速公路を走りだいたい1時間で新竹駅前に到着。時刻表を見ているとちょうどE200牽引の環島之星が来るので撮影。

かなり慌てての撮影だったので構図が終わっているが、とりあえず捕獲。
前に台湾に行った時はD社のキャラクターがいっぱいの客車だったが、いつのまにかサンリオに変わっていた。

跨線橋を渡って新竹駅の表側へ。

新竹駅は日本統治時代の1913年に建築された駅で、現存する台鉄の駅舎では最古のものになる。

腹ごしらえ。駅前にはチェーン店もあったがせっかくなので台湾らしく朝からルーロー飯をいっちゃう。台湾は朝からいろいろなお店が「早餐」と看板を出しているので、朝ごはんには困らない。
それでもって50TWD(250円)だから安い。

新竹駅は主要駅ってこともあって各方向の列車が発着する。今回は南下方向へ進む。
ちなみに南下方向には「山線」「海線」という経由が書いてあるが、この先縦貫線は2ルートに分かれて南下するため。今回自分が向かうのは「海線」。彰化行の區間車に乗る。

新竹駅から8駅ほどで今回の撮影地の最寄駅、龍港駅に到着。かなり小さい駅で、もちろん區間車しか止まらない。
個人的にではあるが、この區間車で使用されているEMU500形なかなか刺さる形式で、台湾らしい警戒色のスカートやごっつい幌などの前面などが好好ポイントだったりする。

線路沿いに歩いていると海が見えるところへ。かなりガスってはいるが、青い海が綺麗。

(またもストリートビューで失礼)
さらに歩き続けると線路から離れ、丘へ続く階段が出現する。今回の撮影地はこの丘の上、意を決して階段を登り出す。

階段を登る途中。海側が全て障害物なく見える絶景!この丘の名前が「好望角」というが、その名前通りの良さ。
そして線路が下に見える。今回はここで莒光號を撮る!

まず1本目にやってきたのは…

これまた莒光號と同じく数を減らしているE1000形牽引の自強號。
これを撮りに行った時にはまだE1000牽引の列車が主流であったが11月に改めて台湾に行った時には半分以上が新型機関車での運行に変わっていた… 後地味に曇ってしまい不安が…

空の様子に一喜一憂し、爆風を浴びながら待っていると定刻から少し遅れて登場。

撮影地のポイントよりも手前のところも取れそうだったのでそこから撮影開始。
そして空を眺め雲がないことを確かめて、ファインダーをじっと覗く。

NICE!!!
夏だとこの撮影地、結構草木が邪魔して車体が見えなくなることもあるが、今回は冬ってこともあってあまり邪魔されずに取ることができた。そして視点を変えるとさらに撮影できるので急いで構図変更。

こっちもV!
エメラルドブルーの海にオレンジ色の機関車と客車がとてもよく映える。最高の光景。

區間車がやってきた。ここら辺の區間車は運用の都合からか4両のこれが基本的に登板するらしく練習電もいい記録になる。

ここまで撮影してきた写真すべてに風力発電用の風車が映り込んでいるが、このあたりは本当に風が強く(まあ海から障害物ないので当たり前なのだが)、撮影ポイントに立っていると常に爆風が当たり続ける。なので至る所に風車が建っており、なんなら撮影ポイントのすぐ横でも風車が風切り音を立ててブンブン回っていた。

そしてこれが台湾の「新自強」。日本の日立製で、従来の自強號や莒光號などの置き換えとして50編成600両も作られ一気に台鉄の主力までのし上がった。かっこいいんだけど南廻線はこればっかなので正直飽きる…

さあやってきました莒光號。今回も空には雲無し!

決まった~~~~!!!
美しい青い海とたくさんの風車、そこにオレンジの莒光號。もう素晴らしい。
これのために今回汐見橋線の撮影に無理やり台湾での莒光號撮影をくっつけたので、目的を達成して胸を撫でおろした。莒光號莒光號

というわけでここでの莒光號撮影は終了。降りて龍港駅へ戻りだす。

駅までの帰り道。風車が広がる道をひたすら歩き続ける。

ちょうど區間車がやってきたので一枚。
そこから30分ほどかけて駅まで戻った。

ちょっと南下してロケハンしながら…と思ったのだが次の南下列車は區間快でこの駅は通過してしまうとのこと。なので一度隣の後龍駅に行きそこから南下していく。

が、この日深夜に桃園に着いてまともに寝ておらずそこからずっと歩いて移動していたので限界。
區間快の中で三途の川を行ったり来たりして全くロケハンできず、気が付いたらもう次の莒光號とすれ違うあたりまできてしまった。もうこうなったら莒光號乗っちゃうか…となったので乗車。

ちょうど駅にいい感じの飾りつけがなされていたのでそれと絡めて。人が到着直前に前に動いてきてしまい構図の邪魔になってしまった(がっかり)

というわけでここから80kmほど久しぶりの莒光號の旅を楽しむ。

竹南駅では山線経由の自強號を待つ。日本で言うと自強號は特急、莒光號は急行みたいな感じなので種別としての立ち位置はあちらの方が上。日本だと在来線に限れば近鉄くらいしか有料優等列車同士の退避をやっていないと思うが、台湾では結構バンバンこういったことをやる。

というわけで新竹駅で下車。まだ太陽も出ている時間だし、先ほどの自強號に乗っていれば台北エリアでも撮れたのだが、今回は弾丸旅行なので帰国の飛行機も早い。激込みの高鐵(新幹線)に詰め込まれて桃園駅へ。デッキまで満員だったが、15分ほどで着くのでなんてことはない。

高鐵の桃園は桃園メトロと接続しているので便利。台鐵の中歴駅方面にも延伸工事が進行しているが、まだまだ先になりそう。
これが接続していたら莒光號で中歴まで行ってメトロで空港行くのもナシではなかったんだけどなあ…

軽く腹ごしらえをしてからあっという間に出国。第一ターミナルから出国すると、搭乗口までの通路の間で「機場之歌」という曲が流れており、後ろ髪をひかれる思いになる。
ただ、今回の台湾の滞在時間はなんと14時間。他の空港からのトランジットならまだわかるが、台湾を目的地にしておきながらこの忙しなさには自分でも笑ってしまいそうになった。再見!

ちなみに今回こうしてでも台湾に弾丸で行った理由は、莒光號の牽引機関車が置き換わるという情報をキャッチしたから。
E200を置き換える日本の東芝製のE500の増備のペースはえげつない勢いで、今回の撮影記で撮影した莒光號3本はもちろん、6月には半分以上の莒光號がE500牽引に置き換わり、執筆2週間前にはついに南廻線の莒光727次・708次を除いて全部E500になってしまった。
台湾はかつて南廻線が非電化だったころに行くことが叶わず、かなり悔しい思いをした過去があった。それもあって今回絶対に撮りたいという欲があったので滑り込みではあったが莒光號の海線区間、一発合格できて本当に良かった。

台湾から大阪へ戻り、ターミナルで夜を明かしてから翌日の朝イチの羽田行で家へと帰った。短い間にギチギチに詰め込んだ弾丸旅行だったが非常に楽しめた。
というわけで今回の大阪台湾弾丸旅行記は終わり。最後までご覧いただきありがとうございました。

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