前回からの続き、四国最終回です。
最終日もきっちり晴れ!晴れなのでもちろん朝から電車活動を欠かさない。(?)
まずはなんと1日1往復だけになってしまった、高徳線の高松口のキハ40形を撮影する。高徳線の普通列車は県境付近で大きく運行形態が変わっており、徳島側ではキハ40系列の活躍がそこそこ見れるものの、高松側では年々運用が減少、現在では朝に1本高松行が、夜に1本徳島行があるのみ。そのうち太陽があがっている最中に撮れるのは前者だけ、貴重な運用を狙いに行く(前置きが長い)
宿からカーシェアのステーションまで向かっているとちょうど踏み切りがなっていたので撮影。
よく見ると後ろの車両は顔が違う。志度線の車両のうち4両だけが、元名古屋市営地下鉄の300形の原型の顔を残している。主力の車両の顔と比べると結構レトロ。
さて、まず高徳線の海の見える撮影地に行ってみる。が、その当該の場所についてもどこが撮影地だかわからず、線路も見えずで探していたらなんとキハ40が行ってしまった。
途中駅で特急との退避の関係か長時間停車するところがあるので、なんとか追っかける。
うおおおおお!!!四国色ヨンマル初撮影!!!
しかも平日だからだろうか、3両繋いでやってきてくれた。かっこいい~~~!
この編成で大歩危走ってくれないかな…
さらにヨンマルを追っかけたかったが、もう長時間停車はない上、高松の中心部が近くなってくることもあってか道路の混雑が激しい。なんとか志度あたりまでは粘ってみたけどやっぱ厳しい。
というわけでこっからは志度線の撮影。
志度線の中で最も海に接近する房前駅界隈へ。前々から行ってみたいと思っていた場所だったが、晴れで訪れられた(かなりガスっているけれど)
入り江をゆっくり走る志度線。1両あたりの車体長も15.5mでとても短く、かわいい。地味に銀座線の01系よりも小さい。
その後は下りの志度行を撮影しに、志度線の定番中の定番へ。
海岸線沿いの急カーブを軋み音をたてながら進んでくる。そして青い海!美しい。
振り返ると、一つ先の区間にあたる線路が見えるのでさらにカメラで追い続ける。
こういう小さな港の雰囲気がたまらない。このあたりは牡蠣の養殖をやっており(瀬戸内海だしそうか)、撮影地までの間にもちょくちょくかき焼のお店がみられた。
交換してやってきた瓦町行の上り列車もここで捕獲。車体がシンプルなツートンのおかげでよく風景とあっているし、赤なのでとても存在感がある。
ここらへんで朝練は終了。車を瓦町に戻して、ホテルへ。
やっぱり香川はうどん県を名乗ってるだけあって、うどん屋がいたるところに。
今回は行けてないが、ここも地元では有名なお店らしく、ぶっかけが390円とのこと。
二重線がひかれているが、かつてはうどんが180円だった時代の名残がある。そう考えると物価がだいぶあがったな~としみじみ(しみじみできるような内容ではないが)
ここからは観光。
まずは、讃岐うどんのお店の中でも知らない人はいないと思われるあの店へ。
「うどん バカ一代」。そして食べるのはもちろん…
釜玉バターうどんである。バカ一代といえばこれ、という感じの定番メニュー。つるつるしたうどんの食感とバターのクリーミーな感じがいい感じでハーモニー。奮発していわし天もいただいたのだがこれもとっても美味しい(これだけでご飯いけちゃう)
そしてさすが有名店だからか、朝9時でもがっつり混雑、店の中は著名人のサインで壁が埋まっていた。
さて、うどんを食べ終えたところで嫁が島に行きたい~ということで手軽に行ける島を探していると、「男木島」なる島を見つけたのでそこまで行ってみることに。
男木島へは高松からフェリーが出ているのでそれに乗船。だいたい40分の船旅で着く。
それにしても船に乗ってデッキで風を浴びると本当に気持ちがよい。暑くて逃げ場がないのでとてもオアシスだ。
途中ですれ違った客船。高松港と小豆島を結ぶフェリーである。小豆島にも行きたいね…
いよいよ男木島が見えてきた。結構山にへばりつくように集落ができているのがわかる。
接岸!そして無事に男木島に初上陸。
船から見えたように、島はとても狭い空間にびっちり家が建っているので道もとても細い。風情がすごいある。
そして男木島の特徴として、とっても猫が多い。いたるところに猫がいて、住宅の玄関の前でもこんな風に我が物顔でお昼寝している。もはや番犬ならぬ番猫?みたいな感じ。とにかく緩い…
先ほどバカ一代でうどんを食べたばっかてはあるが、男木島でお昼を食べることに。
定食をいただく。皿の右側には男木島名物のたこを使ったたこ天があり、これが別格にうまい。
とても美味しく、まだバカ一代を食べてから2時間(!)くらいだというのにあっというまに平らげてしまった。
さらに島を散策。島の東側まで行ってみる。
港の奥に突如現れる、謎のオブジェ。
「歩く方舟」という名前のアート作品で、瀬戸内国際芸術祭にあわせて制作されたものらしい。
散歩している途中の画。なんとのどかで、素晴らしいだろうか…
もちろん不便もあるだろうが、それでもちょっと暮らしたくなってしまう。
歩いていると突如かわいい女の子が(語彙力)。なんのキャラだろうと思って調べてみると、Summer Pocketsというアドベンチャーゲーム、そしてそれを原題にしたアニメの「紬 ウェンダーズ」というキャラ。そしてこの男木島がその聖地になっている。なにより、かつて自分が見てた「Charlotte」と同じ、Key作品である。
船が来るまで少し休憩。
やっぱり夏はかき氷。のんびりとした時間で、とっても心地が良い。
だいたい30分ほどで、帰りの船が入港してきた。奥に見えるのは(ガスっているが)高松市の中心部。
家々の瓦の屋根といい、雰囲気が離島としてバッチリすぎる。左にちょっと見えるのが女木島。
左が「めおん」、右が「めおん2」という船。めおん2の方は多客期に動いているのだそう。
自分たちも港へいき、乗船。
ゆっくりと島を後にする。今度はサマポケもちゃんと履修してまた行きたい。
帰りも40分で高松港へ。ふたたびタイムズカーを借り、午後の琴電の撮影。
琴電の高松築港~片原町の間は高松城のお濠をなぞるように通り、この建物は艮櫓(丑寅櫓)という文化財なのだそう。
その後は再び、志度線の房前へ。途中立ち寄った道の駅にこんなものが。
琴電のレトロ旧車!335号は平成18年まで活躍していた車で、なんと80年もの間動いていたらしい。ついこないだまで琴平線の方でもレトロ旧車が動いていたので、それも撮ってみたかったな…
最後に房前の別アングルでも撮影。海岸沿いからなんとか望遠飛ばして…
まだまだ6月なので穂も全然緑だが、ここも秋になったらとても綺麗そう。(まあもう秋終わっちゃいそうなんですが)
瓦町の方へ戻って撮影。
瓦町の街中を縫うように走っている。この距離感はまるで路面電車みたい…
最後に、要入浴状態を解消するために片原町へ。最初にきたのは「お~い香川」のラッピング車。ラッピングの意匠からもわかるように「お~いお茶」の広告色。
このアーケードの感じも地方都市の中心部の商店街みたいで雰囲気がよい。
入浴をし、軽く飲んで高松へ戻る。
この日は平日だったのでリーマンも結構多い。
この区間は琴平線・長尾線どちらの列車もくるのでかなり本数が多い。地方私鉄とは思えないくらいの本数で、すごい便利。
高松築港までは1駅、そこから5分くらい歩くと高松駅に着く。そして高松からの帰りは…!
さあ乗るぞ、サンライズ瀬戸!「瀬戸の花嫁」の入線メロディと共に入線してきたサンライズを見て一瞬で電車スマイル…。乗り込んでシャワーカードを買い求め、自室へ戻り夜ご飯!
寿司ざんまい。やがてゆっくりと動き出し、興奮は最高潮。中3の時「はまなす」の寝台に乗って以来の寝台列車の旅が始まった!!!あっという間に坂出を出て、四国とお別れ。だいたい1時間くらいで岡山に着く。
岡山で出雲市からくる「サンライズ出雲」と連結。ここからは14両で東京を目指す。
…と、ここで睡魔が一気に襲ってきた。というわけで寝る…
翌朝。目が覚めると3時半くらい。窓の外を見ると、駅間で止まっている。
ん?って思ったその時、突然放送が鳴る。
「消防の通行の妨げとなりますので、部屋にてお待ちください」
こんな時間に車掌の放送?消防?どういうこと???と鈍い頭で考える。
スマホの地図を見てみると、現在地は滋賀県米原市。醒ヶ井~近江長岡間にて停車中だった。
この時間に近江長岡?本来ならこの時間ならもう浜松付近まで来ていないとおかしいはず…。
これはただ事ではない。状況を確認するのとトイレに行きたかったので外に出てみると…
なんと外に仮設の消防本部ができている。大事になっていた…。
車掌の話によると、サンライズ出雲側で配電盤から出火したとのこと。いや、やばいじゃないか。これは、新幹線振替を覚悟した方がいいやつだ…
空が白みを帯びてくる。そしてまた放送。
「電気系統の確認を行うため、一旦車内の電気を落とします。」
車内は真っ暗に。この間、冷房もトイレも使用できない状態になってしまったのでとても暑い。
なかなかしんどい状況になった。
そして…
「本日サンライズ瀬戸・出雲号は次の近江長岡駅まで運転し、近江長岡駅にて運転を打ち切らせていただきます。東京方面へ行かれる方は新快速をご利用になり、名古屋でのぞみ号にお乗り換えください」
なんと、新幹線接続駅までも行けず進行方向の隣駅である近江長岡駅にてサンライズから放り出されることが確定してしまった…
朝日が輝く中、近江長岡に到着。中3ぶりの寝台列車の旅はここで終わってしまった。
しかも東京起点で435kmも離れたところ。こんなところでいきなり放り出されるとは…
旅行客であふれる近江長岡駅。地元で普段から使っている人が何事かと驚いた顔で見ていたのが印象的だった。
後続の新快速。これで名古屋まで向かう。失意の中、故障したサンライズに別れを告げ、残る東京への道を進む。
名古屋に着いたら、ホームで怒りのきしめん摂取。疲れ果てた身体に、とっても効いた。
そのままのぞみに乗り込む。
最後は係員からこのような連絡書をもらった。そのままこの紙で品川の改札を出て、会社の最寄り駅まで移動。
新幹線のおかげで遅延をかなりまいたが、それでも仕事に10分くらい遅れてしまった。
よくサンライズが遅延したり、それに伴い運休したり新幹線への振替輸送が発動すると「サンライズ瀬戸際」なんていう言われ方をするが、このように新幹線の接続駅すらもたどり着けなかったケースはそうそうないんじゃないだろうか。とんでもないレアケースの「サンライズ瀬戸際」を引き当ててしまったようだ。
一生ネタにできるくらいの出来事ではあるが、でもやっぱりちゃんと東京までたどり着いてほしかったっていう思いのほうが大きい。いつ乗れるかはわからないが今度こそ、ちゃんと終着駅まで乗って気持ちよく下車したいなと思った。
というわけでこんなドタバタで終わりましたが「四国旅行記」はこれにて終了です。
今回は離島とサンライズびわこ号事件を両方書いたのでだいぶ長くなってしまいました…
最後までご覧いただきありがとうございました。
当サイトではコメント・お問い合わせの際に名前(ニックネーム)・メールアドレスをご登録いただいております。
これらの情報は、コメント・お問い合わせに対して返信する際に利用し、その用途以外での利用は一切いたしません。
お問い合わせの際、恐れ入りますがメールアドレスをご入力ください。
お問い合わせの内容は管理人のみが閲覧でき、サイト内では公開されません。
コメントは以下の内容が含まれるとき、管理人の権限によって削除されることがあります。
・特定の人および法人に対して誹謗中傷が含まれるもの
・きわめて猥褻な内容のもの
・記事の趣旨に対し何も脈絡のないもの(荒らし)
・その他公序良俗に反するもの
悪質であると判断した場合は、コメントの投稿を禁止することがあります。
当サイトの写真および文章の著作権は管理人に帰属します。
無断でのコンテンツの転載を禁じます。