前回の続きです。だいぶ更新が遅くなりました(その間にもう1回タイに行ったのでそれも追々記事にします)
夜ご飯をメークロンの時と同じホテルに近いポーワーレストランでいただき、夜のフアランポーン駅へと向かう。
ホテルがあるパヤータイとフアランポーンは直線距離だとそんなに遠くなくタイ国鉄の東線の列車を使えば(列車によっては)1駅なのだが、列車本数があまりにも少なすぎてお話にならず、BTSとMRTを乗り継ぐと2回乗り換えが必要で結構時間がかかる…
フアランポーンにつくと、北線方面から来た普通列車が到着。この列車が本日のフアランポーンに到着する最後の普通列車になる(まだ20時半だというのに…)
ターレーが走り回って結構忙しそう。
そしてそれから少しすると今回のお目当てとなるキハ183が登場!
近くにいた少年が「Kiha!Kiha!」って言って声をかけてきた。現地の人にも「Kiha」と浸透されているのすっごいいいな。
結構ハイビで撮りづらい(北海道時代は車体の上にあった補助灯がかつて飾り帯があった位置に移動している)
入替中のGEA型機関車とともに。どっちもとてもイケメン。素晴らしい。
操車係の係員がなんと動いている機関車によじ登って乗っていた。とてもアクロバティックな入替だな…w
ふと汽笛がなったので、なにが来たのかと思うと…
こちらも土休日運転のナムトク・フアヒンからの臨時列車。ステンレスが駅の明かりに反射してかっこいい。
キハ183の横顔。日本時代よりもいっそう磨かれて、車体についたSRTのロゴがなかなかいい感じ。
奥にはこれも日本から譲渡された12系を改造した「プレステージ」が停車している。
ホームの反対側に行き、車内の様子を見てみる。
車内にはかつて北海道時代に使用していたであろう「指定席」のステッカーがそのままになっており、さらに座席上の荷棚についている座席番号の表示も完全にそのまま。
日本出身の車両ってのもあってか、広告や車内でのマナー掲示まで日本語が書いてあるのがGOOD。
妻面には「札ナホ」の文字。かつて苗穂車両所に所属していた歴史を今に伝える。
JR北海道の銘板なども残置してあり、タイ国鉄がキハ183をいかに大切にしてくれているかがわかって感動。
大きな屋根のフアランポーン駅に止まっている姿は格別そのもの。風格が感じられてうっとり見とれてしまった。なぜか桜の木(造花?)が植えられておりいいアクセントになっていた。
この後はめんどくさかったのでGrabを呼んでホテルへ帰還。4人だと正直MRT乗るのと変わらないくらいの値段で戻れるので楽。疲労もあいまってかホテルに着いたら再び泥のように寝てしまった。
翌朝、再びヨムラート駅へと向かう。
ちょうど調べていたらいい時間帯に東線が来るので、それに乗ることに。
駅に着いた当たりで踏切が鳴りだしたので何が来るのかなって思っていると…
土休日運転のパタヤー方面へ行く気動車特急だった。
北線のチェンマイや南線方面へ行く昼行特急は基本的に韓国製のスプリンター気動車が使われるのだが、東線ではそれよりも前に導入された英国製のスプリンターが入っている。どうやらこの運用以外には入っていないのでいいのが見れた気分。
それと交換で乗る予定の列車が入線。
BTSとの乗り換え駅ってこともあってか多くの人が下車する中、低いホームからよじ登るようにして列車に乗車。笛の音とともに客車が引かれ始めて発車していく。
この客車からの最後尾の景色、とてもいい。
ちょうど車掌がいたのでヨムラートまでの運賃を払おうとしたら「金はいいから座れ」みたいなニュアンスでまさかの無賃乗車。ほんとにいいのか?と思いながら乗ること5分程度でヨムラートに到着。
降りるときにも現地の人に「ここはフアランポーン駅じゃないわよ」的なことを言われたが、はたから見たら観光地でもなんでもない駅に外国人が降りていくんだもの、完全に駅を間違えている人にしか見えない(?)
まずは昨日もいった東線の分岐点のあたりへ。
もう家の軒先スレスレを大型の機関車がけん引する客車列車が通っていくのである。迫力満点。結構アルストムのこの釜はエンジン音がでかく、横を通っていくとけたたましい。
朝は結構需要が多いからか東線も北線もかなりの列車が通過する。
次は道路の反対側、東線のホームから撮影。
この駅は猫も人もいっぱい。昨日撮影しているときにも思ったのだが、喧噪なバンコクの中でもここだけはなんだか時間の流れがゆっくりな気がする。
キハ183も通過。
今日はライトが点灯しておらず、しかも線路に鳥がたくさん止まっていてたくさん舞い上がってしまい写り込んでしまった。
よく見たらにゃんこが振り返ってこっちを見ていた。やっぱりにゃんこのかわいさは万国共通だね バンコクだけに(激寒)
続いて東線の列車が入線。
列車が来るのもお構いなしに線路際で作業している人々が見えて、線路と人々の生活圏が近いというのを実感させられる。
終点のフアランポーンはあともう少し。
ほぼ続行で北線からの気動車もやってきた。全体的にダイヤが偏っており、効率はいいんだけれどショバを移動できないのでそこがちょっと難点というかなんというか。
にゃ~ん 本当はもっと列車が近づいたときに撮りたかったのだが、運悪くひょこひょことどっか行ってしまった。
つくづく猫との相性が悪いようである。
この東線の列車がヨムラートで客扱いする最後の東線列車なので、これに乗車してフアランポーン駅へ。
次第に線路が増えていき、たくさんのポイントを通過していくとターミナル駅が近いんだなあってなる。完全に上野駅みたいな気分。
列車から降りると大きな屋根に頭端式のホームがずらっと並んだ駅舎がお出迎え。
やっぱりターミナル駅はこうでなきゃ。先日(今年)にタイに行ったときに現在の長距離列車のターミナル駅であるクルンテープ・アピワットも利用したのだがあっちはどっちかというと空港みたいな感じのターミナル駅で良くも悪くも無機質というか、旅に出る感じがしない。
フアランポーンは7面14線もある駅だが、先ほど言ったクルンテープ・アピワットへのターミナル移転でだいぶ線路を持て余しているからか、博物館としての機能を有しており蒸気機関車やかつて使用していたディーゼル機関車などが展示されている。
またちょっと客車列車に乗りたくなったのでとりあえずバンスーまで。窓口で乗車券を買おうとしたら「2バーツ」と言われ、あまりの安さに20バーツの間違いなんじゃないかと思って聞き直したがまじで2バーツだった。日本円換算でたったの8円である。同じ区間をMRTで移動すると43バーツかかるのでいかに破格かってのがわかる。ってかこれで運営していけるのか…
これから乗る予定の機関車が洗車されていた。タイ国鉄、結構主要駅停車中にその都度洗車を行っているので車体がピカピカ。
ここもどちらかというとのんびりした時間が過ぎていて、とても好きになれそう。
動き出すとまず左手に見えるのが車両基地。ここに気動車と入れ替え用の機関車がいた。
そこからヨムラートを含めて3駅くらい通過して最初の停車駅がサムセン。ここでも結構な乗車があり、その次がバンスー。
ここバンスーは現在のクルンテープ・アピワットの横に位置しており、フアランポーン発着の普通列車や臨時列車がこちらに発着する。
駅の雰囲気は完全にタイ国鉄そのものって感じ。ホームにはずらりと商店が立ち並んでいる。
ここまで単独行動だったのだが、一度全員でお昼を食べるということになったのでサイアムにあるMBKセンターというショッピングモールへ。
まず入ると目に飛び込んでくるのは日本でもおなじみ「ドン・キホーテ」。聞きなじみのあるあの曲が、日本語バージョンとタイ語バージョンでエンドレスで流れている。
(ストリートビューで失礼)
やれまねきねこだ、スシローだ、ドンキだ… 見知った店が大量にある。
そしてお店の中を歩いていると、これまた聞いたことがある曲が…
(これまたストリートビューで失礼)
なんと秋葉原を中心に各地でメイド喫茶を展開している「めいどりーみん」が入居しており、そのテーマソングがずっと流れているのである。 いや、一足先に日本に帰ってきたような気分だぞ?
ほかにも大戸屋・やよい軒などといった日本でもメジャーなレストラン、サイバーパンクなコンカフェ、ゲーセンに行けばmaimaiやチュウニズムがあり(なぜか自分がメインにやっているオンゲキだけない)、ファッションエリアにはリズリサをはじめ地雷系の服など、ちょっとタイにいることを忘れてしまうかのような空間だった。むしろミニ渋谷・ミニ秋葉原って感じ。
レストランフロアで飯を食い、ここで再び解散。自分は初日に訪れたマハーチャイ線のバンコク側の起点、ウォンウィエンヤイに。
いきなりこの雑多感。駅というより、露店街にたまたま列車が乗り入れてきたという表現の方が合いそう。
フアランポーンやクルンテープ・アピワット、南線のターミナルであるトンブリーと違い、1面1線だけのほんとにこじんまりとした駅で、完全に街に溶け込んでいる。
先ほどまでいたバンコクの中心部の風景とは全く変わり、これぞバンコクっていう感じの景色。
なにもかもごっちゃになった雰囲気がとても好き。
ここは本当に駅なのか?ってくらい緩い時間が過ぎていく。
すっかりこの駅の虜になってしまった。マハーチャイ線は本数も1時間に1本とほかのタイ国鉄の路線と比較すると格段に本数が多く、撮影効率もとても良くて楽しい時間だった。
ウォンウィエンヤイでの撮影を終え、最後に向かうのは最初に訪れたアソーク。
ちょっと日が傾いてきて車のライトも目立つかなと思ったので行ってみる。
到着してしばらくすると、踏切の音が鳴りだして係員が交通整理を行う。
面白いのが、遮断棒がほぼ降りた状態でも隙間に平気でアタックしてくるところ。そして交差点で詰まっているせいもあってか線路にはまだ自動車が残っている始末。
なんとか信号が変わって滞留車がいなくなって、警笛を連発しながら列車がやってきた。
めちゃくちゃかっこいい。
すぐ交換で下り列車もくるので引き続き撮影。
昨日の朝に撮ったのと違って、少し暗くなっているのもあってかとてもバイクのライトが目立つ。
このカオスっぷりがいかにもタイらしさがあって、最高の写真となった。
ここでタイでの撮影は一通り終了。再びパヤータイで全員集合し、タイでの最後の晩餐へと出向く。
今回は「ピーオー トムヤムクン ヌードル」というお店で。
トムヤムクンとオムレツをいただいた。このオムレツがとても美味しく、食べているとここまで3日間の思い出が走馬灯のように頭を流れていった…
最後にホテルに預けていた荷物を受け取り、エアポートレールリンクに乗ってバンコクの街に別れを告げる。街が遠くなり、高速道路のクソデカ看板が目立つようになると空港直前で並行していた東線と分岐。地下へ潜ってスワンナプーム空港に到着。
そのままチェックインし、タイを出国。3日間、あっという間だった。
スワンナプーム空港にはJALのサクララウンジがあるのでそこで出発まで体を休める。自分はグリーンカレーをドカ食い。
ここで同行者のうち一人はJL34便で羽田に直行するのでお別れ。自分含め残り3人はJL728便で一旦関空、大阪に立ち寄って帰る。
飛行機に搭乗、写真はないがまさかの行きと同じレジ番の飛行機だった。
後ろ髪を引かれる思いで、離陸ーーーー。
目が覚めると外が明るくなっており、しばらくすると朝食が。
そして日本時間の8時、関西空港に着陸。暑い。熱帯に位置するバンコクと全く変わらない暑さが待ち受けていた。
~ここからおまけの大阪編~
これにてタイ旅行の本編は終了。おまけの大阪編に関してはまた次回に。
そして2025年もまたタイに行き、この時には寝台列車にも乗ったのでそれについても書いていこうと思う。
ご覧いただきありがとうございました。
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